つくしファームひまわり畑
“一本のひまわりで 一つのこころの輪を結ぼう”
1:障がい者理解を深め、偏見と差別をなくそう
2:美しい、豊かな田園の自然環境を守ろう
3:ふるさとを思い、語り合い、支えあおう
4:人が集い、生かされ、地域を築いていこう
5:いのちとこころを大切に 平和を祈ろう
つくしの里ひまわり事業
私どもが毎年ひまわりを植えている『つくしファームひまわり畑』の一角は、昭和40年代から50年代にかけて、精神科リハビリテーションとして川室記念病院が農耕・園芸療法を行ってきた場所です。土に触れる農耕・園芸作業は、当時のリハビリテーション技法として非常に有効なものでした。その後、リハビリテーションの充実や早期退院が可能になったことなどから、近年は全く利用することがなくなってしまいました。
平成22年、この土地を利用して、地域を活性化することができるのではないかと考え、この地にひまわりを植え『つくしファームひまわり畑』ができあがりました。それ以降、地域の方々にもご理解とご協力を賜り、毎年少しずつ面積を増やし、現在では約2.2ヘクタールの土地にひまわりを咲かせるようになりました。平成26年には、ひまわりの種から油を搾る活動を開始し、令和元年には農山漁村振興交付金を活用した搾油施設「つくしひまわりステーション」が設置され、ひまわりオイル販売を中心としたブランド「ひまわり日和」を立ち上げました。
令和2年度には、ひまわり栽培からオイル製造販売までを一元的に管理検証していくため、法人内に「ひまわり事業経営委員会」を設置し、図のようなプロジェクトチームを組んで対応していくことにしました。
そのためには、より一層、地域や市民の皆様に広く関心を持っていただけるよう努めていきたいと思います。どうぞご支援・ご協力をお願いいたします。
つくしひまわり にっこりプロジェクト
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、ここ上越地域においても影響を受けました。
ソーシャルディスタンスや三密という言葉が毎日のように聞こえてくるように、私たちのひまわり活動も、みんなで集まって植栽したり、お祭りを開催したりすることは中止することにしました。でも、こんな時だからこそ、ひまわりで明るくしたい、そんな思いから令和2年度に「つくしひまわりにっこりプリジェクト」を立ち上げました。
人はこころが豊かであれば、どの様な逆境に置かれても耐える力が湧いてくるものです。こころが落ち込んでも、こころが病んでも、こころの障がいを持っても、そのこころを豊かにするためには、人同士が支え合うこころが必要です。そのためにも、夏に大輪のひまわりの花をたくさん咲かせ、皆様と楽しみながら“まあるいこころで共ににっこり -こころの理解を求めて-”と、こころの輪を広げ互いに結び合っていきたいと思います。
ひまわりを咲かせる活動にご興味ご関心のある個人、団体様からふるってご参加いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
ひまわりの栽培や土地の提供などに参加していただける方を募集し、参加出来る範囲でひまわりの栽培等に関わっていただきます。その中で地域の皆様、つくし工房の利用者、職員など、様々な方々と交流しつながっていくというプロジェクトです。
また皆さんより育てていただいたひまわりから摂れた種を、新設した搾油施設「つくしひまわりステーション」にて製品化し、販売することで、作業の提供や工賃アップにつなげていくなど、広く障がいのある方の支援に役立てていきます。
以前はひまわりの種を他施設にて搾油して瓶詰加工していただいておりましたが、令和2年3月に「つくしひまわりステーション」を新設したことにより、つくし工房にて「ひまわりの栽培~搾油・製品化」まで一貫した作業をできるようになりました。これを機にさらに活動の幅を広げ、地域の皆様と共に笑顔の花を咲かせたいと考え、このプロジェクトがスタートしました。
4月 | 栽培協力者募集・プロジェクト参加者募集 |
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5月 | ひまわりの種 配布 |
6月 | ひまわり植栽イベント(通常6月第1土曜開催) |
8月 | 越後ひまわり祭(通常8月第1土曜開催) |
9~11月 | 栽培ボランティアさんによる種の収穫・返送、回収 |
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3月末 | 活動報告 |
5月にひまわりの種の配布を始めます。5月中旬から6月下旬を目途に種を植えます。ひまわりの育て方ガイドを参考にしていただき、大きなひまわりを育てていただければうれしいです。9月~3月に、つくし工房にて種の仕分け、乾燥、搾油作業、製品化を進めます。
ひまわり植栽イベント
「つくしファームひまわり畑」の歴史は古く、昭和40年代から50年代にかけて、精神科リハビリテーションとして川室記念病院が農耕・園芸療法を行ってきた場所であります。
当時、現在のように精神障がい者を地域で受け入れる環境は整備されておらず、また多種類の抗精神病薬も開発されていませんでしたので、地域にその方々を社会復帰させていくことは大変なことでした。その中で、土に触れる農耕・園芸作業は、当時のリハビリテーション技法として、非常に有効なものでした。
その後は、医療・リハビリテーションの充実により、この場所を利用することがなくなってしまい、平成22年にこの土地を利用して、地域を活性化することが出来るのではないかと考え、この地にひまわりを植え「つくしファームひまわり畑」が出来ました。
毎年、地域の方々にもご理解とご協力を賜り、毎年少しずつ面積を増やし、現在では約20万本のひまわりを咲かせるようになりました。今後も、障がい者の働く場、高齢者の生きがいづくりの場としてこの「ひまわり畑」を利用することを計画しています。
毎年6月の第一土曜日に行われる「ひまわり植栽イベント」では、上越地域の方々からひまわりを植えていただき、福祉のこころを皆様と共に育てていきたいと願いを込めて、ひまわりの種を植えています。
個人ひまわり券 (1口) | 500円 |
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団体ひまわり券 (1口) | 10.000円 |
※何口でもご購入いただけます。
※障がい者の方、高校生以下の方は無料となります。
※皆様からご協力いただいたひまわり券の収入は、ひまわりの種購入や畑の維持管理等の経費の一部に利用させていただきます。
維持管理においては、障がい者の就労支援の場として、つくし工房をはじめとする市内の障がい者就労支援事業所にもご協力いただく予定です。
越後ひまわり祭
「和・道」医療福祉グループでは、諏訪地区南新保に美しく咲かせた、ひまわりの群生を多くの市民の皆様や子供たちに鑑賞して頂き、障がい者福祉及び高齢者福祉等、社会福祉について理解を深めて頂くことを目的として行っています。
通常8月第1土曜日開催
越後ひまわり祭 ひまわりアート展
「和・道」医療福祉グループでは、南新保に美しく咲かせたひまわりの群生を、多くの市民の皆様や子供たちに鑑賞していただき、このひまわりの姿を絵画や写真に残していただくことにより、夏休みの思い出作りや、障がい者福祉及び高齢者福祉等、社会福祉についての理解を深めていただきたいと思っております。多くの方の作品応募をお待ちしております。
なお、応募していただいた作品は、「はさ木フェスタ」の中で展示させていただきます。
※令和2年度の開催は中止となります。
つくしファームに咲くひまわりの花を撮影、または写生したものに限ります。
4ツ切りサイズの画用紙に、クレヨン、水彩絵具、色鉛筆等で描いた作品。
4ツ切りサイズより小さい画用紙に描いた場合は、4ツ切りサイズの画用紙に作品を貼ってご提出ください。
サイズは2Lからワイド4ツ切りまでとします。(6ツ切り、4ツ切り、A4など可)
カラープリントに限ります。(モノクロ不可)
保育園等(未就学児)、小学生、一般、障がい者の各部門に分け、優秀作品1点を選定し、賞状及び副賞を贈呈します。
表彰作品の選定は、ひまわりアート展選考委員会が行います。
受賞者は、「はさ木フェスタ」の中で表彰させていただきます。